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ライスボール

スタミナ大事。

おかげさまで、我が子が所属するリトルリーグのチームが北海道代表として7月19日から始まる全国大会に出場することになりました。8年ぶり5度目の出場。キャプテンの長男は、この全国大会に行きたくて行きたくてずっと頑張ってきました。
念願かない、全国大会出場に決まり、バタバタと準備に追われる日々ですが、全国大会出場に向けて、母として一番心配しているのは、「暑さ対策」です。

全国大会は長野県で開催されます。
過去に私が同行した全国大会は、九州だったり、東北だったり…と数か所ありますが、北海道以南の夏は本当に暑い!!(毎年お盆の時期に、夫の実家のある東海地方に帰省していましたが、ここ数年はお正月に帰省しているくらいで暑さからはできるだけ逃げてきました…)

全国大会は一番力を発揮をしなければならないのに、暑さで体力を奪われ、気力も何もかもが低下してしまったら、どんなに練習していても本番で力を発揮できなければ全く意味がありません。

私が子供たちにできる暑さ対策のサポートとしては、食事で体力づくりをしてあげることしかありません。
「スタミナ」をつける。これが、今の私の任務です。

日常生活でもよく耳にする「スタミナ」。身体を元気にし、疲れを吹き飛ばしてくれる魔法の言葉。
摂取する栄養で体を強くしなければなりません。

「スタミナ」は、ずばり、体力・持久力を身につけ、疲労知らずの身体を目指す…と表現すればわかりやすいでしょうか。
もちろん、「スタミナ」という栄養素はありません。
では、何を食べればよいのか、どんな栄養素が必要なのか…ヒントをお話しします。

スタミナに必要な最低限の栄養素は以下の通りです。
エネルギー源となる「糖質(炭水化物)
糖質をエネルギーにするために必要な「ビタミンB1
糖質、脂質、たんぱく質をエネルギーにするために必要な「ビタミンB2
持久力に必要な酸素を体内隅々まで運んでくれる「

意識して上記4つの栄養素を摂ることが大切です。

スタミナ料理としてイメージの強い「レバニラ炒め」。なぜ、スタミナ料理なのでしょうか。
写真のレバニラ炒めには、鶏レバー、ニラ、もやし、しいたけを使用しました。(ボールはゆで卵です)

私がアスリートフードマイスターの講座などでよくお話ししていることが、たんぱく質の中では「レバー最強説」ということです。レバーは、栄養価が非常に高いたんぱく質です。ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、鉄、亜鉛が含まれています。
スタミナと言われている栄養素の3つがすでに含まれています。

またニラは、ビタミンB1の吸収を助けるアリシン(疲労回復、滋養強壮に効果あり)、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEも豊富です。
もやしは、ビタミンCが豊富です。低栄養と思われがちですが、実は、鉄やカルシウム、カリウムもしっかり摂れます。
しいたけは、ビタミンDが豊富でカルシウムの吸収を助けてくれます。また免疫力アップが期待できるので、疲れた身体には必須です。

レバニラ炒めに、しいたけを入れる方は少ないかもしれませんが、私は、きのこ類はどの料理にも結構使います。きのこ類の栄養素は、成長期のお子さんには大切なカルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれているからです。
レバニラ炒めに使ったニラ、もやし、しいたけは食物繊維もたっぷりで、栄養素の組み合わせを考えても「ザ・スタミナ!」と言えるレシピです。
レバーが苦手な場合は、代用として、ビタミンB1が豊富な豚肉と鉄が豊富な干しエビを使って肉野菜炒めにしても美味しいです。
(※ブログでは、レバニラ炒めの作り方は省かせていただきます)

どの栄養素もまんべんなくしっかりと摂れるバランスの良い食事が基本ですが、スタミナを意識したお料理をする時は、「糖質、ビタミンB1、ビタミンB2、鉄」が必須です。レバニラ炒めで、ごはんがすすめば、怖いものなしですよ。

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