ゴロゴロお肉
先日、家族の団らん中に「カレー」の話題になりました。
…と言っても、私が普段の献立を考える時に、何を作ろうかネタ切れの時に作る「ルーカレー」ではなく、札幌のソウルフードであり地元の人にも観光客にも人気のある「スープカレー」です。
夫が以前から「スープカレーはあまり好きではない」と言っていたので、家では作ったことがありませんでした。
どうやら、大きくカットしてあるゴロゴロ野菜が食欲をそそらないらしいのです。ゴロゴロ野菜は、基本、根菜が多いです。
札幌の有名店・人気店のスープカレーは、メニューによりますが、ほとんどがゴロゴロの根菜野菜がたっぷりでボリューミー。確かに、この野菜を食べるだけでお腹いっぱいになります。私はすごく好きなんですが…。
アスリートフードマイスター目線でスープカレーを考えると、ご家庭で作る時は、具材を少しアレンジした方が良いかな…と思います。
根菜は糖質を多く含んでいますので、実は、ごはんと一緒に食べるゴロゴロ野菜のスープカレーは、かなりの糖質を摂取することになります。
野菜にはビタミンやミネラルが豊富ですが、根菜ばかりですと、糖質過多になる可能性大です。
スープカレーの話をしていたら、どうしても食べたくなり(私はスープカレーが大好きなのです)、
私のオリジナルのスープカレーを作ってみようとチャレンジしてみました。
根菜は、一切使いませんでした。
使用した野菜は、ブロッコリーとなすとピーマン。野菜は素揚げしました。
そして、まいたけ、エリンギ、しいたけ。オリーブオイルとバター少々で焼きました。
今回のスープカレーのメインの具材は、ゴロゴロの「角煮」です。豚バラブロックを豪快にカット。お肉をゴロゴロにしました!
豚の角煮は、あらかじめ、圧力鍋でホロホロに柔らかくなるまで煮ました。にんにくと生姜と長ネギと白ワイン少々に豚肉がかぶるくらいに水をいれ、1時間10分くらい圧力鍋にかけました。
スープカレーのルーは市販の物を使いました。角煮の煮汁を使い、ルーを入れたらコクのある味わいになりました。(煮汁は、豚肉から出る余分な脂は使用していません)
とても美味しいスープカレーが出来上がりました。
ゴロゴロ野菜…より、このゴロゴロお肉に子供たちは大喜びで(夫も)、たくさん食べてくれました。
豚肉は、疲労回復に良く、糖質をエネルギーに変えてくれる働きがあります。だから、カレーと一緒にごはんをたくさん食べても効率よくエネルギーになります。
ブロッコリーやピーマンは、言うまでもなく栄養たっぷり優秀な緑黄色野菜ですし、
キノコ類は、ビタミンDがたっぷりです。我が子たちは食事中に牛乳を飲むので、カルシウム吸収を手助けしてくれるビタミンDは必須なのです。
トッピングは、ゆで卵です。優秀なたんぱく質です。最後に、糸唐辛子を乗せました。
長男のリクエスト通りに、角煮たっぷりでカレーを盛り付けたら、写真のように見た目がギュウギュウになってしまいました(笑)。
お肉ゴロゴロのスープカレーのサイドメニューには、海藻サラダを添えました。
これで栄養ばっちりです。