心に作用する栄養素
朝起きてくるやいなや「腹減った~!」
朝ごはんを食べながら「今日の昼、なーに?」
昼ごはんを食べながら「今日の夜、なーに??」
夜ごはんを食べながら「明日の昼、なーに???」
…もう、発狂しそうな毎日です(笑)。休校の期間、子供たちとビッシリ家にいると、なんだか1日中キッチンにいて料理している感じです。買いだめしてるわけではないのに、スーパーに行くたびに買う食材は大量で、それがすぐになくなってしまう毎日です。
子供たちと一緒にいられる時間は貴重ですが、家にいるだけでストレスが本当にたまりますね。。。
以下は、「ベースボール北海道ストライク」のコラムに追記したものを掲載いたします。
心に作用する栄養素についてお話しします。
心に作用する栄養素はいくつかあります。
脳そのものの唯一の栄養素となるものはブドウ糖です。つまり糖質=炭水化物です。ブドウ糖が不足すると気分の落ち込み、筋肉の減少につながります。ブドウ糖は、米、パン、麺類、バナナなどに含まれています。
不安やおそれ、痛みを和らげる物質にアマンダナイトというものがあります。これは、脳の神経細胞の膜を構成しているアラキドン酸という脂肪酸が体内でアマンダナイトに変わります。アラキドン酸は、肉類に多く含まれます。アラキドン酸は、レバー、豚肉、鶏肉、さば、いわしなどに含まれています。
集中力がない、キレやすくなる時は、鉄分が欠乏している可能性があります。鉄分不足は脳に供給される酸素不足をももたらします。鉄分は、レバー、赤身の肉、ひじき、ごま、あさりなどに含まれています。
ブドウ糖やアラキドン酸や鉄分だけを摂取していれば良いというわけではなく、栄養素は相互に作用しあい体内でその役割を果たします。
バランスの良い食事を常に心がける…という意識は常に持っていてくださいね。
先日、子供たちと豚と牛の合いびき肉を使ったハンバーグを作りました。豚ひき肉を買ってきて、牛肉は冷凍庫にあったすき焼き用の牛肉を包丁でたたき、ミンチにしたものを混ぜました。(ハンバーグの細かいレシピは割愛させていただきます)
いただきものの高級すき焼き用牛肉でしたので、それはそれは美味しくできました!
自粛で家にいて退屈なので時間はたっぷりあります。だから料理に手間をかけられます(笑)。
ハンバーグは大好評でした。子供が好む身近なメニューに、実は、心に作用する栄養素はたっぷり含まれているのです。
白米に、ハンバーグ、緑黄色野菜たっぷりのサラダ、お味噌汁という献立だけでも必要な栄養素はしっかり摂取できます。
ハンバーグを美味しくいただいた後に、ハンバーグのタネが残ってしまいました。
今度はこのタネに、ゼラチンで固めたコンソメスープを少々加えて、肉汁じゅわ~~のメンチカツを作りました♪(写真で「じゅわ~~」具合が伝わらないのが残念ですが…)
メンチカツも、これまた、子供たちには大好評でした。
また栄養素だけではなく、料理の過程を楽しんだり、食事をする時間を大切にしたり、家族と楽しく食べることで心が満たされ、ストレス軽減にもつながります。
まだまだ自粛生活が続きそうですが、ストレスをためずに充実した食事の時間をお過ごしくださいね。